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ICT機器との向き合い方 -教室としての指針-
今日は「宇澤音楽教室の中でICTをどう使うか」について、私の考えをお話ししたいと思います。
2019年から、日本の学校教育ではICT(情報通信技術)機器の活用が本格的に推進されてきました。
「日本の学校音楽教育とICT活用」の分野で教壇に立っている立場上、国や大学の方針に逆らうことはできませんが、
沢山の情報を収集していますので、メリットと同時にデメリットについても日々、考察しております。
今日は2025年度の考えと方針を記事にいたしました。
子どもたちを「見せる」より、「守る」ことから始める音楽教室のかたち
最近、InstagramなどのSNSで、子どもたちのレッスン風景や演奏動画を積極的に発信している音楽教室を多く見かけるようになりました。演奏する子どもたちの姿はたしかに愛らしく、その一生懸命な表情や響く音には、思わず見入ってしまいます。
けれども、私はその風潮にどこか違和感を抱いています。
もちろん、それぞれの教室に、それぞれのやり方や考え方があることは承知の上です。
でも、ひとつ気になっているのは、
(続きはブログをお読みください。)
宇澤先生が怖くない深い理由
「ピアノの先生って、ちょっと厳しそう…」
「ちゃんとできないと怒られそう…」
そんなご不安をお持ちの親御様、大人の生徒さまは多いかもしれません。
宇澤音楽教室の講師は決して“怖い先生”ではありません。
むしろ、生徒さまにとって「安心して学べる存在」であることを大切にしています。
「怖くない先生は指導力がない」とお考えの方もいらっしゃるそうです。
今日は講師が怖くない、その理由をいくつかご紹介します😊
2025年度 ピティナC級 課題曲の演奏と解説
2025年度 ピティナC級 課題曲
湯山昭作曲『炎のアパッショナート』の演奏と解説を行いました。
ご興味ございます方はインスタグラムをご覧ください。
インスタグラムでは課題曲のほかにも演奏動画をアップロードしております。
価値主義経済と感情経済と音楽の関係
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございます😊 「大好きな音楽を仕事にしたいけど不安だな〜」と思っている方は沢山いることと思います。 時代は刻々と変化しており、テクノロジーや働き方などの現状を見つめてい […]
【お知らせ】単発レッスンの体験レッスンを開始します♪
これまで、単発レッスンには体験レッスンのご用意がありませんでしたが、非常に多くの方からのご要望を受け、このたび 30分2,000円の体験レッスン を開始することになりました!
🎵 体験レッスンの内容
✔ レッスンの雰囲気を気軽に体験
✔ 現在のお悩みやご希望を相談
✔ 「久しぶりにピアノを弾いてみたい」「まずは試してみたい」方も大歓迎です!
単発レッスンは、大人の方だけでなく、コンクール入賞を目指す方のセミレッスンとしてもご活用いただけます。
楽曲分析や表現の深掘りをしたい方、専門的な視点からのアドバイスを受けたい方にもおすすめです。
守秘事項は厳守いたします。
💐
大岡山校講師は東京音楽大学大学院で作曲理論研究を行い、現在は音大講師として指導しています。
専門的な知識を活かしながら、一人ひとりの目標に合わせたレッスンをご提供いたします。
レッスン日記:2月9日(日)の音楽🎵
💖小学6年生の生徒様レッスン
ショパンの『華麗なる大円舞曲』に取り組んでいます🎶
「ディズニーの楽曲は仕上がってきているから、ショパンを見てもらったほうがいいと思います!」
と、ご自分から申告してくださいました👏
発表会ではワルツを演奏したいと思っていますが、生徒様はもう1曲のワルツにも取り組みたいと考えています✨
「だから、このワルツをはやくやった方がいいな!」と、強い意志を持っておられます😊
譜読みや暗譜を早めるために、「楽典の知識があったほうが取り組みが楽だよ〜」と話し、レッスンの中でいくつかお伝えしました📖
AIがあるのに何で英語を勉強しないといけないの?
昨日、日経新聞にて、「2019年から小学校の英語の授業でAIを使用している先生の記事と動画」が紹介されていました。
今後は「学び」という言葉を再定義していかないといけないのかもしれません。
AIが進化しても、人間としての積極性や自主性は身につきませんので、習い事を通じて、積極性や自主性を身につけながら、技術的な面も向上いただきたいと思います。
「 心を作っていく領域 」(芸術や体育)が重要となる時代になってきたと思います。
日経新聞の記事を読んで衝撃を受けたので、共有したいと思いました。
これからを生き抜く子供たちにとって、何が最善なのか、音楽教室としても考えて、お教室運営をしてまいりたいと思います。
レッスン日記:1月20日(月)の音楽
💖高校1年生の生徒さまレッスン(より抜粋)
非常に創造性が高いです。さらにもう1歩、踏み込んでいきます。
後半ではバッハの教材を用いて、バロック時代の装飾音の話をしました🎶バロック時代の装飾がなぜ生まれたか?という背景を話した後、
「歴史や得意分野と掛け合わせて探究を行うことで、生徒さまにしかできない表現を生み出すことができる」という話をしました。
物理が好きなのであれば、物理の進化と音楽(楽器)の進化がどのように結びついているか?を探究する。
宇宙や天体が好きなのであれば、人間が宇宙(天体)をどのようにとらえ、音楽と関連づけてきたか?を探究する。
自分にしか語れないような視点があると、「ただピアノが上手い人」「とにかくテクニックがすごい人」を超えた表現ができるようになります。
今後はテクニック・表現力強化だけではなく、「自分ならではの視点をもつこと」にも興味を持っていただきたいと思っています✨