大岡山校 レッスンの様子

大岡山校 レッスンの様子
レッスン日記:6月6日(金)の音楽


💖高校2年生の生徒さまレッスン

ラヴェル『前奏曲』に取り組んでくださっています。

ピアノ歴が過去に6ヶ月ほど。昔、ピアノドリーム3の途中までしかやっていないという話ですが、

両手で演奏してきてくださいました。

この楽曲はラヴェルが初見演奏の試験用に作曲したもので、ちょっとした癖があります。

書いてある通りに捉えると弾きづらい部分がありますが、

「様々な楽曲やスタイルに触れてきた者ならば、きっとこうやって弾けるよね?」

というラヴェルの挑戦状のような部分さえあります。

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レッスン日記:6月3日(火)の音楽

💖小学3年生の生徒さまレッスン

ソルフェージュの本、6-8歳の本は今月中に終わりそうです👏

来月から9-11歳の本に入っていきます👍

音読みとピアノを分けてレッスンしておりますので、「音読みができない」とならぬよう、徹底して音読みをしています。

すでにコツをお伝えしていますので、音読みやリズムはばっちり!

音楽が好きなお子様ですね☺️

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レッスン日記:6月2日(月)の音楽

💖大人の生徒さまレッスン

確かに楽譜を読み切ることは難しいですが、読み方のコツを知ると「なーーんだ、そういうことか!」となる楽曲です😊

今年のピティナ 高校生世代の課題曲になっていますが、コードネームなどの学習をしている方は

読譜を進めやすい楽曲に該当するように思います。

かえって『古風なメヌエット』の方が構造への理解(アナリーゼ)が難しいかもしれません。

「G♯やC♯、F♯あたりを中心に回遊している」ともいえる楽曲ですが、

それらの音は従来の和声的な文脈で意味づけも行えます。

CとF♯の音も倍音列の考え方から考察するとこの2つがぶつかり合うことの意味が奥深く見えてきます。

調性という概念が薄れゆく中で、短3和音・長3和音を象徴的に位置付けて白黒のように交互に登場させて、

意味を確定させていくやり方は、この時代の和声法への挑戦とも捉えることができて大変に興味深く、

いつ見ても何度弾いても、「すごいな〜」と感じます。

一緒にラヴェルの凄みを共有できることが、とても嬉しいです。

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レッスン日記:6月1日(日)の音楽

今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださりありがとうございます😊

今日から6月のレッスンが始まりました。みなさま、6月もよろしくお願い申し上げます。

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レッスン日記:5月27日(火)の音楽

今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださりありがとうございます😊 ❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁ 💖4歳の生徒さまレッスン ギロックの「のろし」1回目のレッスンで合格にしたいほど上手に演奏ができました😊 今週は […]

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レッスン日記:5月26日(月)の音楽

💖高校2年生の生徒さまレッスン

Pathetique

フランス語で「悲愴」の意味ですが、他にも意味があります。

日本語では「悲愴」としか呼ばれませんが、もっと違った言葉として解釈すると異なる側面が見えてきます。

お教室では深く深く音楽を学んでいただきたいと思っています。

ベートーヴェンの次はドビュッシーの『喜びの島』に取り組もうともお伝えしています。

💖大人の生徒さまレッスン

ラヴェル『水の戯れ』の練習方法を一緒に考えていきました。

『水の戯れ』(Jeux d’eau)は、ラヴェルが印象主義的な作風を取り入れた初期の代表作で、

水の流れ、きらめき、波紋など、視覚的・触覚的なイメージをリアリティ高く音で描こうとした作品です。

そのため、音色の変化、ペダリングの繊細さ、フレーズのニュアンスが非常に重要です。

精密さと音楽的表現を両立させることが大切です。

フランス近現代らしい「音楽的な表現」を目指していただきたいと思っております。

💎技術的な精密さ・・・音の粒をそろえる、リズムを整える、精密なペダルワーク

💎色彩感・・・タッチや音色で水のさまざまな表情を描く

💎自然な呼吸・・・水の流れのようにしなやかなフレージング

💎内面的な詩情・・・単なる効果音ではなく、ラヴェルの美に寄り添った表現

こういった要素を大切に練習を重ねていただきたいと思います。

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レッスン日記:5月25日(日)の音楽

💖大人の生徒さまレッスン

ドビュッシー『月の光』、とてもいいペースで進んでいます😊

中間部分は音が沢山動き、難しい部分でもありますが、しっかり向き合ってくださっていることを都度感じます。

『月の光』は、フランス象徴派の詩人ポール・ヴェルレーヌの詩「Clair de Lune(月の光)」にインスパイアされて書かれました。

ヴェルレーヌの詩は、夢幻的で曖昧、そしてどこか哀しげな雰囲気を漂わせています。

ドビュッシーはこの詩を深く愛しており、音楽でその「光と影の揺らめき」「夢のような心象風景」を描き出そうとしました。

20代でローマ賞受賞後にイタリア滞在をしていたドビュッシー。

「自分の芸術が理解されないことへの苦悩」と「自然や詩への憧れ」のはざまで葛藤していました。

その葛藤が和声の中にも表れています。今日は行き場のない和声感についてお話できたことがよかったと思っています。

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レッスン日記:5月23日(金)の音楽

長く指導のお仕事をしていると「生徒や学生を信じなければならない場面」に多く遭遇します。

内心ヒヤヒヤしながらも、口を出さずに静かに見守らなければならないような場面です。

何かあればすぐさま、出動できるように待機しながら、ただ見守る時間は、とても不安な時間でもあります。

口を出して、細かく指示を出して過干渉になれば、人間としてのメンタルは安定するのですが、指導者が「(生徒や学生が)頑張らなければならない場面」で過干渉になればなるほど、個々人の主体性やモチベーションが下がっていくことが多いです。

「自分自身で達成すること」が心を強くし、モチベーションの向上に繋がっていきます。

グッと堪えて、子供たちや学生をただただ見守る。

そうした力も指導力だと思っています。

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レッスン日記:5月20日(火)の音楽

💖4歳の生徒さまレッスン

先月からピアノを始められたばかりですが、素晴らしく演奏ができます😊

宿題になっている全ての曲をしっかり演奏できました👏

ページを飛ばして取り組んでいただいています。

ギロックの楽曲、レッスンの中で少し触れただけですが、本日合格。

自力で楽譜を読み演奏してきてくださいました。

1回のレッスン単位で、しっかり計画を立てて、成長を促してあげたらピティナの全国大会も夢ではないと感じるほどです。

道筋をしっかりたててレッスンをお届けしたいと思っています。

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レッスン日記:5月19日(月)の音楽

💖小学4年生の生徒さまレッスン

「冒頭はピアノだけど、もっと違う言葉でピアノを言葉にしてほしいなぁ〜」

とお伝えすると

「この”ピアノ”は"迷いこむような世界”」

とお話しくださいました。

子供達は常に私の想像を超えたイメージをもっていて、いつも驚かされます。

宇澤音楽教室に通うお子様方は、言語化能力が高いです。

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