レッスン日記:8月10日(日)の音楽
今日も宇澤音楽教室のインスタグラムをご覧くださり、ありがとうございます😊
💖4歳の生徒さまレッスン
今日は多角的に様子を見せていただき、今現在の生徒さまご本人が抱えていらっしゃる問題を明確に理解できました。
親御さまにもお伝えしましたが、意識的に指を動かそうとするようにしていただきたいと思います🫰
1日にまとめて30分やるよりも、1時間ごとに3〜5分やったほうが、指は動くようになります👍
鍵盤が好きだからこそ、できないことに悩まれますが、こんなに小さいのに自分自身の葛藤と真正面から向き合っている姿は本当に逞しいです👏
殻から抜けようとしてる時期です🐥
短い練習を何度も挟む方法は、幼児の集中力維持にも効果的です🎹
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💖大人の生徒さまレッスン
イレギュラーなご予定がある中で、ピアノと真摯に向き合ってくださっています👏
課題意識を持ち、「今週はこの部分をこのように練習する」と明確な練習プランを頭の中で描きながら時間を過ごしていらっしゃいます🤝
今月には通して演奏ができそうですので、強弱をつけて音楽のドラマを作っていきましょう😊
演奏時にはアレクサンダー・テクニックの考え方を取り入れていただき、意識していただきました。
「音楽をする」ではなく...
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これは魔法のような考え方ですので、ぜひ、実践をして、体感として違いを教えていただきたいです。
身体の余計な力を抜くことも、音色や表現にも大きく関わります😊
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💖大人の生徒さまレッスン
ドビュッシー『月の光』を大変頑張っていらっしゃいます👏
今日は、ペダルのニュアンスやフレーズが綺麗に生まれる指遣いを改めて確認しました。
『ベルガマスク組曲』を書く前、ドビュッシーは歌曲をたくさん書いていますので、ぜひ聴いてみてください。
特定の女性に多くの歌曲を献呈しています。好意を寄せていた年上の女性(子どもを持つ既婚者)だったようです。歌曲の創作の流れの中でベルガマスク組曲は誕生しました。
松橋麻利さんが書かれた『ドビュッシー』の本に記載がありますので、ぜひ、読んでみていただきたいです。
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講師自身は「いつまでに、これを、このくらいのレベルにする」という締切意識を持つと非常に頑張れる(燃える)タイプですので、レッスンを締切と設定していました。(現在進行形です⭐️)
締切意識をうまく使うと練習のモチベーションが高まることもあります👍
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💖中学1年生の生徒さまレッスン
『子犬のワルツ』は非常に滑らかになってきており、レッスンで取り上げるのは当面今日が最後です。
録音・録画をして演奏を振り返ったり、さまざまな人の演奏を聴いて間合いを研究してみましょう👍
速い演奏が多いですが、テンポに惑わされず、間合いを聴くことを大切にしてほしいと伝えました。
バルトークの『ソナチネ』は、バルトークらしく完成させることを目標にしています。
ーバルトークらしいとはなにか?
その部分を探究していきましょう😊
作曲家研究の方法も様々ですが、バルトークの場合はオーケストラ作品を聴くと参考になります。
今日は『弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽』のスコアを広げながら、スピーカーから音楽を流しました。
聞き馴染みのない音色や疾走感のあるテンポに戸惑いながらも、興味を持って聴いてくれました✨
私は作曲家でもあるので、実際にオーケストラを書いてきました。
作るために、ピアノ曲以外の楽曲も深く研究してきました。
そういう背景がありますので、ピアノだけではない側面からピアノ奏法や表現を伝えられます。
これは他の教室にない、「日本でも珍しい」と自負できる宇澤音楽教室の最大の特徴だと思います。
作曲家を理解するには、多角的に知ることが大切です😊
正直、音大生でもここまでしないこともありますが、
妥協なく伝えていきたいです😊
また別の機会に、「ピアノ曲と他の形態の作品に相関関係が見られる作曲家とそうでない作曲家」について投稿したいと思います。
ご覧くださり、ありがとうございました😊