レッスン日記:12月23日の音楽🎶
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございます😊
今日も様々な出会いがございました。
みなさま、ありがとうございました💐
💖小学1年生の生徒様レッスン
「となりのトトロ」から『さんぽ』に取り組んでいます🎵
右手はすっかり演奏できるようになってきました👏
左手への取り組みは、ご自身でもイメージがしづらいようです。
「4小節から6小節単位で区切って、確実に弾けるように練習を積み重ねていこう!!」とお話をしました✨
生徒様は理想が高いといいますか、「1度に30分や1時間練習しないといけない」というイメージを持っているようです。
「ピアノって30分練習しなきゃいけないんでしょう?」
と以前質問を受けたことを鮮明に覚えています。
時たま30分練習するのと、毎日5分や10分でも練習を積み重ねるのでは雲泥の差があります🌟
目標や理想を高くしすぎず、できることを地道に積み重ねていくことが、ピアノ上達の秘訣です🎹
もちろん、30分の練習を続けられるなら驚くくらい上達しますよ👍
来年の発表会はどんな曲を弾こう・・・
難しいのは嫌だな〜・・・
小学生低学年の中で発表会を視野に入れてレッスンにきてくださっているのは、この生徒さまだけです👏
今日は講師が来年弾こうと思っている曲を半ページだけをお聞かせしました🎶
❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁
💖大人の生徒様レッスン
今日は大学生のキャリアの話など、考えさせられるようなお話もできました😊
大学で指導を行っていて、大学生のこれからを考えることが多々あります。
私が深く考えたり、私自身が頑張っても、学生たちは自分自身で未来を切り開いていかないといけません🌱
下手なアドバイスで心を傷つけてはいけないし、教育的な観点から干渉しすぎてもいけません。
暖かく見守るということしかできませんが、変わっていく社会に適応できるような若者を育てたいと思って大学で働いています✨
(偉そうですが、偉そうになってはいけないと思い、玄関にマリアさまの小さな絵を飾っています。)
💐
今日はモーツァルトのピアノソナタを持ってきてくださいました🎼
変ロ長調のピアノソナタは、モーツァルトのソナタの中で難しい部類に入ります。
技巧的にも表現の面でもです。
変ロ長調のソナタは、展開のはやさとそれに伴う表情の変化が特徴的です。
とりわけ、「モーツァルトらしく弾く」ということが難しいです。
モーツァルトらしく弾くために求められる鍵盤演奏のテクニック。
モーツァルトの作品はどれも、鍵盤楽器の基礎力を試されるような楽曲ばかりです🎶
ショパンやリストの楽曲は技巧的な面でとても難しいですが、モーツァルトの難しさとは少し違います。
モーツァルトをモーツァルトらしく弾ききることの難しさと楽しさは、一生かけて楽しめるものだと思います🎵
「モーツァルトらしさ」というものを今ここで書き記してみようと思ったのですが、
言葉にならないからこそ、モーツァルトの音楽が今ここにあるのだと思います😊
流れはじめて、はっと気づいた頃には終わっている…。
かと思えば、第2楽章はとろけるくらい美しい。
モーツァルトの「美」に振り回されながらも、モーツァルトが作った時間(テンポ)を管理し、
モーツァルトに負けないくらい、天真爛漫に演奏いただけたらと思います💖
レッスンの中でさらっとお伝えしましたが、モーツァルトの楽曲を弾き切るためには、
音階などの基礎練習や脱力を上手に使うことが大切です🎹
「音階の練習が大好きな人」なんて聞いたことがありません。
しかし、そういった退屈な練習を肘の脱力を含めて行えば行うほど、モーツァルトは楽しく弾けます🌟
「モーツァルトが得意」と言える人を私は心から尊敬するくらいです。
「モーツァルトを楽しく弾く」という希望のために、ぜひ音階などの基礎練習も取り入れてみてください😊
最後までお読みくださりありがとうございました🎶