カリスマ性を求める子供たち
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございます😊
「人気者になりたい」
「ヒーローになりたい」
何人かの生徒さまは、そういった願望を強く持っておられます。
中には、すでに学校において、ピアノでカリスマ性を発揮して、みんなからそのカリスマ性を認めてもらえている生徒さまもいらっしゃいます。
AIの進化が著しい日々。
今はAIが文章を書き、絵を描き、音楽さえ作る時代。
効率的なプロンプトさえ書ければ、私たち人間が追いつけないこともたくさんあります。
でも、どれだけ技術が進んでも、「人間にしかできないこと」は、確かに存在しています。
たとえば感情を込めた表現。
たとえば他者の心を読み取り、寄り添う力。
そして、他の人から
「この人、すごいな」
「ついていきたいな」
と思われるような、人間らしい魅力や在り方。
小さな子どもが自然に「カリスマ性」を求めているというのは、
無意識のうちに
「人としての強さや輝き」
に惹かれているからなのかもしれません。
私たちはこれから、
「技術があるからすごい」だけではなく、
「この人のように生きたい」
と思わせるような存在になることが求められる時代に入っていくのだと思います。
だからこそ、演奏も、教育も、人間らしさを削がずに、むしろ丁寧に育てていきたい。
心で感じたものを、自分の言葉で、音で、動きで表現していくこと。
尊敬される人間であることを目指すこと。
AI時代において、それはとても強く、魅力的な力だと感じています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました😊