レッスン日記:6月2日(月)の音楽
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださりありがとうございます😊
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💖5歳の生徒さまレッスン
お母様がレッスンに同席してくださり、いつもとは違う緊張感の中で逞しく演奏を聴かせてくださいました😊
付点のリズム、突然、知らないリズムが出てきて混乱してしまったと思いますが、
早い段階から複雑なリズムに慣れておくと、色んな学び方をしていくことができます。
どうしても単調なリズムのソルフェージュ(音読み)が多く、刺激が少ないようにも思いますので
まだお姉ちゃまも取り組んだことのないようなことにも挑戦いただいています👍
今日は耳からだけではなく、視覚的にもリズムを表して頭で考えながらリズムを叩くことができました。
耳だけだと曖昧なものが、図にすると明確になり、「なるほど」と小さなお子様でも納得してくださるようになってきます。
小さなお子様ほど「納得した!わかる!できる!」となりますので、一見、複雑でも目で確認いただくことが大切だと思っています。
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💖小学2年生の生徒さまレッスン
とても素敵な折り紙プレゼントをくださいました♡
先日一緒に作った動画がモチーフになっているように思います。
大切に飾らせていただきます。
お家での練習、しっかり頑張れた様子で毎回音から自信を感じます😊
「ピアノにとってドが一番大事なの?」
と質問くださいました。
「これまで取り組んできた曲はハ長調だったからドが一番大事だった。
今日からト長調に入っていくからソが一番大事!」
と調によって大事な音が変わることをお伝えしました😊
気づいたことを積極的に楽譜に書き込んでくださる生徒さま。
常にイキイキとした表情を見せてくださいます。考えたり、書いたりすることがとっても好きなご様子です。
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💖小学5年生の生徒さまレッスン
ギロックと愛のあいさつに取り組んでらっしゃいます。
果敢に取り組んでくださっています😊
今日はポジションの掴み方のコツをお伝えしました。
「愛のあいさつ」でもポジションの移動を素早くしたり、ポジションを手に馴染ませるために同じ位置で何度もいろんなリズムで同じ音を演奏してみました。
すると安定したポジションで音を捉えられるようになりました👏
今日はポジションの他にも印象深いことがありました。
「表情豊かという言葉の意味が、いまいちわからない」とお伝えくださったので、鍵盤ハーモニカで演奏を聴いていただきました。
すると「ハ!!」と気づくような表情をして「わかりました!」と伝えてくださいました。
その後、ロボットが弾くピアノも聴いていただき、見ていただき、ロボットと人間の演奏の違いも感じていただけました。
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💖小学5年生の生徒さまレッスン
ハリーポッターから両手演奏を聴かせてくださいました😊
今日はペダルを踏み替える位置について、討論を行って、位置を明確にしました。
私の考えと生徒さまの考えは絶妙に異なるところがあり、興味深く感じました。
ペダルには正解はなく、「自分が美しいと思うペダリング」を自分で探せることが最終目標です。
「今月中にはとおして両手演奏できるかしら??」と尋ねると
「さすがに今月中にできるっしょ!!!」とお返事がありました👍👍
すでに音楽的な内容もお伝えしていますので、ただ弾けるだけではなく人を感動させられるような演奏を目指しましょう❤️🔥
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💖大人の生徒さまレッスン
ラヴェル『水の戯れ』に取り組まれています。
小学校から高校3年生まで英語を同じ先生に習っていたのですが、
先生のお嬢様が音大で『水の戯れ』を弾いている時期に「私も少しだけ弾ける」と話したら
「あなたには無理よ!」と鋭く言われたことを、なぜかふと思い出しました。
確かに楽譜を読み切ることは難しいですが、読み方のコツを知ると「なーーんだ、そういうことか!」となる楽曲です😊
今年のピティナ 高校生世代の課題曲になっていますが、コードネームなどの学習をしている方は
読譜を進めやすい楽曲に該当するように思います。
かえって『古風なメヌエット』の方が構造への理解(アナリーゼ)が難しいかもしれません。
「G♯やC♯、F♯あたりを中心に回遊している」ともいえる楽曲ですが、
それらの音は従来の和声的な文脈で意味づけも行えます。
CとF♯の音も倍音列の考え方から考察するとこの2つがぶつかり合うことの意味が奥深く見えてきます。
調性という概念が薄れゆく中で、短3和音・長3和音を象徴的に位置付けて白黒のように交互に登場させて、
意味を確定させていくやり方は、この時代の和声法への挑戦とも捉えることができて大変に興味深く、
いつ見ても何度弾いても、「すごいな〜」と感じます。
一緒にラヴェルの凄みを共有できることが、とても嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました🎶