レッスン日記:3月10日(月)の音楽
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございます😊
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💖4歳の生徒さまレッスン
ご挨拶やお靴を揃えるなど、習い事の作法も身につけていただいています。
数ヶ月前から綺麗にお靴を揃えてくださるのですが、
「ともこ先生!お靴はこうだよ!」
振り返ると、私の靴と生徒さまの靴がぴったり並んで置き直されており、気持ちがほっこりしました😊
チャーミングなところが所がある生徒さまです。
レッスンが終わった後もご近所の方とあたたかな触れ合いをなさっていて「この生徒さまは愛される力をもってるな〜」と感じます。
生徒さまならではのチャーム(魅力)だと感じてます。
音楽をやっていく上でも「先輩から可愛がられる」など重要な側面にもなってくることもあります。
レッスンではお家でまだ取り組んでいない箇所の音読みもしてみました♪
今まではト音記号のカードを読むゲームをしましたが、今日からへ音記号の音を読み(カード読み)に入っています。
同時にリズムのカードをフラッシュカードのように使ってリズムの学習を行いました。
曲は「自信を持って弾けるものしか披露したくない!」と感じているようで、
「できない曲をともこ先生に聞かせたくない!」と仰るので、無理に教本を進めようとしませんでした。
教本以外にも取り入れたい学習が沢山ありますので、1週間に1曲を合格にできるくらい取り組んでいただければ素晴らしい進捗です😊
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💖小学1年生の生徒さまレッスン
生徒さまもカードを使ってソルフェージュの学習を行ってから教本に入りました😊
今日、印象深かったのは、私が「80点!」と感じた演奏を「10点」(100点満点中)という自己評価をなさったことです。
この70点の差とは一体なんだろう?
客観的に見つめるため、録音をしてみました。
生徒さまが思っているよりも、音楽としては流れが出ていて良かった!
できない箇所に三角を書いていますが、「本当に10点かな〜?」 「その点数は厳しすぎるのではないか?」と尋ね直しました。
できない→全部ダメ
小さいお子様であればあるほど、こういう思考になりがちです。
ピアノ上達には、自分自身に厳しくあることも大切なのですが、長期的な上達には「上手に自分を褒めること」も大切な思考になってきます👍
客観的に取り組めていることを見つめるために録音をするのは、良いアイディアだと思っています。
次に取り組むのは長い曲になります。
「しりとり」を完成させながら、音を歌ってくることを宿題にしています。
イメージ奏法というものがあり、イメージを絵や言葉にするとモチベーションが高まり、難しいことにも勇気をもって取り組める側面がありますので、曲のイメージを絵にしてくることも宿題になっています😊
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💖小学3年生の生徒さまレッスン
オルガンピアノ1の最後のページから2曲を合格にしました👏
オルガンピアノ2から1曲を選び、右手・左手を一緒に読み、両手演奏までできました。
1回両手で合わせてみると・・・・思ったように弾けない・・・!と少しだけ落ち込む表情をなさいました。
「今、「全然弾けない・・」って思ったでしょう?ショックを受けたでしょう?でもね、『だいじょ〜〜ぶ〜〜♪もう1回やってみよう〜♪』」
と歌ってお伝えすると顔をくしゃくしゃにして笑ってくださいました😊
2回目は1回目よりもスムーズ👏
「ほ〜ら!2回目でこんなに滑らか!1回できなくても、落ち込んだりしたら絶対にダメだよ〜。⚪︎ちゃん、まず5回は弾こう!落ち込むのはそのあとだ〜〜!」とお伝えすると励ましになったようで、その後も果敢に両手演奏に取り組んでくださいました。
自分自身を励ましながら、練習を重ねることが大切になってきますので、レッスンの中では「できなくてもめげない」「できないことばかりに目を向けない」ということをお伝えしつつ、粘り強く取り組むことを実践として行っていきます😊
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💖小学3年生の生徒さまレッスン
先週は1段しか取り組めなかったケーラー「そりに乗って」が最初から最後まで両手演奏できるようになっていました😊
「ほお・・・」(二段目)
「おやおや・・・!」(中間)
「え、まさか・・・!?」(2パージ目)
👏👏👏👏👏👏👏(弾き終わった時)
逐一、反応が大きく演奏の邪魔になったことかと思いますが、頑張ったことは大きく認めてあげたいと思っています😊
部分的に間違って読んでいるところや、位置を間違えてらっしゃる部分がありましたのでお伝えし、楽譜に書きました。
間違えることは悪いことではなく、学びの過程では間違えながら学んでいくものですので、譜読み後の1回目のレッスンでは間違えることを恐れずに曲と向き合っていただきたいです。
お母様がハリーポッターの楽譜も揃えてくださいました。
お兄ちゃまと同じ楽譜ではないと伺っておりましたが、「より良い楽譜が入手できたね!お母様に『ありがとう』を伝えたかな?」という会話もいたしました。
「そりに乗って」が終わり次第、ハリーポッターの楽曲にも入っていきます😊
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💖高校1年生の生徒さまレッスン
バッハ、ベートーヴェンともに両手譜読みにチャレンジくださっています。
バッハに関しては、「両手で読んだ後に改めて1声部ずつ確認して、どの声部が主題(テーマ)を受け持っているか?を確認して、改めて両手で演奏しよう!」とお伝えしています。
ベートーヴェンに関しては、「ショパンエチュードとの繋がりを感じた」というコメントを伺った後に、和音で掴む練習方法をお伝えしました。
和音で掴む練習は、時代やジャンル問わずに活かせる練習方法ですので、今後も取り入れていただきたいです。
今週発表のディズニーの楽曲は本日合格にいたしました😊
ディズニーの曲といっても、生徒さまが取り組まれてきた楽曲の中でも難易度が高かったのではないでしょうか?
この曲を通して、「弾く」ということだけではない学び(コードやストーリーの作成)や、内声部のメロディの出し方やショパンやラフマニノフに通じる響きの生み出し方、フランス近現代のピアニズムなど多岐に渡る学習をしていただけました。
また高速で指を動かす箇所を弾き切るための「高速練」も実施いただいています👍
非常に繊細な曲の始まり方をしておりますので、「どういう風に気持ちを整えて弾き始めた方がよいか?」という気持ち面のこともお伝えできました。
この1年、濃厚でした😊
1年後にはどんな演奏をなさるのか、楽しみで仕方ありません。
本当に素敵な演奏をなさるので、「色々な方にこの素晴らしい演奏を聞いていただけるよう機会を作ってあげたいな〜」と感じます。
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💖大人の生徒さまレッスン
定期的な練習習慣が身につき、音楽の滑らかさにも練習の成果が現れてきております😊
『乙女の祈り』でのタッチについて、響きの生み出し方などやや細かいことをお伝えしました。
タッチについてお伝えする時、直接、私のタッチを腕などで体感していただくことが多々あります。
言葉で言われても分からないことが、やってみると分かることがあります。
オンラインレッスンではなかなか伝わりにくい部分です。
『乙女の祈り』は弾き込みを行って、もう少し弾き込みが進んだ後に、もうワンステップ先のことをお伝えしたいと思っております😊
同時にショパン『雨だれの前奏曲』に取り組みます🎹
ぜひ、音源を聴きながら楽譜を目で追ってみてください。
その時に形式(曲の構成)を分析しながら「どうやったら譜読みを時短できるかしら?」と発想いただきたいと思います。
「ながーーい!」とお話しくださいましたが、練習する部分を小分けにすると量が減ることに気づいていただけると思います。
シンプルに整理できると、不思議とモチベーションが湧いてきて取り組みやすくなるものです。
ぜひ、2曲同時に取り組みを行うのは大変かもしれませんが、『乙女の祈り』は完成度が高くなってきていますので、
練習スケジュールの組み方を上手に調整して、同時進行も頑張っていただきたいと思います😊
最後までお読みくださりありがとうございました💛