レッスン日記:1月26日(日)の音楽🎵
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございます😊
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💖小学1年生の生徒様レッスン
今日は複数の点で今までと異なっている様子が見られました👏
「ぐちゃぐちゃなんだ」と声に出して教えてくれました。
ご本人が言うほどぐちゃぐちゃではなかったのですが、そうおっしゃいました。
生徒様の性格からして、うまくいっていない状態を認めることが苦手なように思います。
これはどのお子様もそうだと思いますし、大人でも苦手だと思いますが、特にこの生徒さまは上手くいっていない状態が好きではないです。
ピアノは、できないことだらけの状態から少しずつできるところを増やしていくものです🎹
難しい曲に取り組めば、みんな最初は「ぐちゃぐちゃ」なのですが、今の状態をただただ事実として認められるのは、生徒様にとって大きな心理的ステップです👍
もう一つ、自分自身ができないことを、前回のレッスンまでは隠そうとしていました。
「ここのやり方をお伝えしたいから、お話を聞いてね」と言っても、聞く耳を持たず、「家でやる」と言う部分がありましたが、今日は違いました!
「ここはこうなっているんだよ」と伝えると、ちょこちょことやってきて、学んだことを音にしてくれました。
しっかり話を聞き、できないところを一緒に取り組む姿勢を見せてくれました👏
今日の取り組み方は前回までとは異なっていて、その姿勢に大きな成長を感じました😊
音楽レッスンは、「上手に弾ける」といった成長だけではありません。
『アラベスク』のイメージ図や言葉もとてもよく、驚かされました🤩
1投稿分でご紹介したいくらいです🍋
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💖3歳のお子様レッスン
創作がすごく好きなお子様なのかなぁと、今日のレッスンを通じて感じました🎨✨
小学校以上の音楽の授業でも、子供たちが一番盛り上がるのは実は創作です🎶
ただ、創作を面白く教えられる先生が少ないという問題もあり、授業として展開されることは少ないです。
教科書でも創作のページ数が限られていますね📚
今日は、リズムを並び替えてそのリズムを叩くという練習をしました。
集中力のある生徒様が、さらに集中していました✨
この流れで、ドレミも学べたらいいなという感触がありましたので、準備を進めたいと思います😊
ワクワクしながら取りんでいきましょう🎵
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💖4歳のお子様レッスン
レッスンの冒頭は、音階を使ったお歌で始めています🎵
日常生活で使われる挨拶をドレミファソにのせて歌います🎶
ご挨拶を楽しくする習慣をつけたり、音階や音感を定着させることなど理由が複数あります👍
また、今日はお歌を歌っていただきました。
そして音当てクイズもバッチリでしたね😊
この生徒様は『パプリカ』を全曲歌詞付きで歌うことができます👏
ひらがなや漢字はまだ読めませんが、耳から言葉や音程を掴み取って最初から最後まで歌い切ります🎶
耳が良いです✨
ご本人にとって簡単すぎる内容だと「僕、こんなの簡単だし」とやる気をなくしてしまいます。
逆に難しすぎると「僕にはできない」と思ってしまうこともあります。
小さいお子様の場合、その日のテンションや集中力は違うため、様子を見ながらレッスンを進めています。
この数ヶ月の間に理解力がかなり高まっており、きちんと伝えるとしっかり理解してくれます👏
以前やっていた学びも体の中にきちんと残っていることを感じています✨
子供って本当にすごいですね😊
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💖大人の生徒様レッスン
エリーゼのためにに取り組まれています🎹
まだピアノを始められて1年ですが、全くピアノに触れたことがない生活からスタートし、音読みやリズムの読み方など、1から学んでここまで来ました👏
「では聞かせてくださーい」とお伝えして最初に出た音が、「すごい練習してきました!」という音でした✨ ✨✨
ピアノは本当に素直な楽器で、向き合い方が率直な形で音に表れます🎶
とあるピアノ科の教授は「その人がどんな人であるか?も演奏で分かる」と話していました。
今日の演奏から、この1週間の過ごし方が垣間見えました😊
「Bの部分」と呼んでいる箇所は、まだ慣れが必要ですが、スムーズに演奏できる箇所が増えています👏
お子様が演奏を聴いて、「すごいね!これでおうちでも練習できるね!」とコメントしていて、とってもキュンとしました💕
ナイスアシスト✨
親子の素敵な時間にお邪魔させていただいた気分です😊
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💖小学6年生の生徒様のレッスン
「お恥ずかしいことに今週は修学旅行があって、練習ができなかった」と申告くださいました。
修学旅行が楽しかったことの方が大切です😊
最初の2~3分修学旅行の様子を聞かせていただきました✨
音楽のイメージを作っていくときに、様々な景色に触れておくことが大切になります🎶
すべての経験を音楽に活かしていただきたいなと思います😊
「今日はあんまり練習できていない」と言う時でもお伝えできることはたくさんあります👍
むしろ、「あんまり練習できてなくて、思ったように進められなかった」と話してくれてよかったなと思います😊👍
「調性や五度圏といった楽典的な内容をまだ習っていない」とお話しくださいました。
こういう知識があると楽曲の中で使われる音を予測できるようになります🎹
譜読みが格段に早くなりますし、作曲家が楽曲の中でどのような驚きを作り出そうとしたのか?が見えてきます。
ここまで弾ける段階ですので、楽典も学び「ただ弾くだけではない演奏」を目指していきましょう。
長音階
3種の短音階
調号
五度圏
転調
平行調などなど。
『華麗なる大円舞曲』を用いて、書き表すことができないくらい沢山の内容をお伝えしました😊
驚いたのは、集中力を切らすことなく、私の話をじっくりと聞いて、思考してくれたことです✨
スライドや図解のようなものがあればイメージがしやすい話を、口頭の説明だけを聞いて理解してくださっていました👏
話を最後まで聞き、静かに考え、そして理解すると言うところまで一直線。高い知力がありますね😊
💐
「先生、辻井さんの演奏聞いたことありますか?」と質問してくれました🎶
どうやら辻井さんの演奏会に行きたいそうです。しかし「チケット完売で取れなかった」と悔しい表情をされていました😢
私が過去に賛助出演した演奏会にゲストとして辻井さんがいらして演奏してくださったことがあります。
その時の驚きエピソードをお話ししました😊
皆さんに「どこにお臍を置いて座るか」をお伝えしていますが、辻井さんが演奏されるときにどういう行動を取っているかを検証した結果、「そうしたほうがいい」と私の中で感じて皆さんにお伝えしています。
繋がりがあるんですよ。
以前は「他の方の演奏を聞いてみたい」と言う話が出てこなかったので、お母様に「いろいろな音源や動画をぜひ見てください」「いろいろな表現に触れるようにしてください」とお伝えさせていただきました🎵
今日はじめて、「誰々さんの演奏が素敵だと思う」と言う話をしてくださったのがとても嬉しかったです😊
良いものを聞くことでしか耳は育てられないですし、目指すべき演奏表現のロールモデルを自分自身で見つける力はすごく大切です👏
これからもいろいろな音楽・演奏に触れてください🎶
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💖大人の生徒様レッスン
とてもいいですね✨
「もし、小さいお子さまがこの演奏したら、楽譜全体に大きな花丸を書いちゃう!!」と大きな笑顔でお伝えしました😊
今週、かなり演奏してきてくださっていますね🎹 👏
しっかりやればやるほど、弾けるようになります。
練習は裏切らない👍
成長を感じませんか?講師は感じています❤️🔥(嬉)
来月、6曲通しての完成を目指したいと思います😊
次にドビュッシーの楽曲を演奏したいとお話しくださっています🎵
クロード・ドビュッシー (1862–1918)、ベーラ・バルトーク (1881–1945)
時代としてはやや被っていますが、ピアノ奏法は全く違います。
ハンマーが弦に当たるスピード感、指先のコントロールが全く違いますし、指のどこで鍵盤を弾くかも違ってきます🎹
ドビュッシーに入っていく前提で、バルトークらしいピアノ奏法、ドビュッシーらしいピアノ奏法、この2つを比較しながらバルトークの奏法を見つめて完成させたいと思います🎶
講師の予想ですが、ヒナステラやプロコフィエフといった作曲家もお好きなのではないかなと思います🎵
バルトークはどちらかと言うと、ヒナステラやプロコフィエフに似た奏法です🎶
いろいろな作曲家の楽曲に取り組み、その作曲家が目指したピアニズムを探求していきましょう😊
最後までお読みくださり、ありがとうございました🎹