レッスン日記:1月20日(月)の音楽
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございます😊
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💖4歳の生徒さまレッスン
今日のレッスンメインはリズムでした👏
4分の4のおうちをカードを使って作りました✨
4歳ですと、導入は4分音符と8分音符のコンビネーションを何度も何度も学ぶのが一般的ですが、今日は16分音符を含む様々なリズムを組み合わせてもらいました😊
どんなカードを選ぶのか?という所から個性が見えてきます👏
生徒さまは見たことのない記号に関心があって、より難しいものを組み立てようとします👏
好奇心が溢れ出ています。
頭で理解する部分と、まとまりとして音で覚える部分の両方が大切になりますので、来週以降もやっていきたいと思います😊
すっかりトーンチャイムが大好きになり、今日も音を集中して聴き、音感のゲームもクリア!👏
最後にやってきたピアノ曲を聞かせてくださって2曲とも合格になりました🎉
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💖小学1年生の生徒さまレッスン
同じくカードを用いたリズムからワークを行いました😊
「タンバリンだと2分音符が伸びてる感じがしない!!」「もっと他に2分音符を表現する方法があるんじゃないのかな?」と問いを出して、その方法を一緒に模索しました👏
ここでも好奇心が溢れています。
「こうしましょう!」と言いつけるのではなく、自分で見つける。
好奇心は育てることができるものですので、「自分で見つける」「自分で考える」
そういう余白があるレッスンを目指しています。
毎回といってよいほど、視点が鋭く、びっくりさせられる場面が多くあります😊
リズムのワーク以外でも、私が気づかないようなことに気づき、「これはこうだと思う」と意見を伝えてくださいます✨
見つけるところもすごいですが、見つけたことを言葉で伝えようとする力に驚かされています👏
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💖小学3年生の生徒さまレッスン
現在、おばあちゃまのお家でピアノの練習をされていますが、これからお家にもピアノが届く予定です🎹✨
片手ずつの演奏はスムーズにできていますが、両手で合わせる場面になると詰まってしまいご本人も苦い表情をされていました。
「お家ではピアニカで練習している」とお話しも伺い、片手での演奏がスムーズな理由が掴めた気がします😊
今日は無理に両手で演奏を目指すのではなく、演奏以外のワークを沢山行いました👏
リズムに関するワークも行いましたが、音符読みの特訓のような時間も取り入れました✨
量が多くて最後は「集中力の限界!!」という感触でしたが、頑張って取り組めました😊
ピアノ演奏への興味が高いのでお家に楽器がきた時に楽譜をどんどん弾いていけるように、それまでは「読む力」を徹底して身につけていただきたいと思っています🎶
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💖小学3年生の生徒さまレッスン
ブルクミュラーの「進歩」はいつの間にか両手・暗譜で演奏できるようになりました👏👏
今日は、
- 指先の意識をはっきりさせること!
- スタッカートは全てスタッカートにするなどのアーティキュレーションを守ること!
仕上げに向けて、細かなニュアンスや指づくりの大切さを伝えました✨
そのほかの時間はリズムゲーム🎶
今日は4分音符〜16分音符、3連符、全ての休符を用いました😊
拍の説明もし、お互いが出したカードがなんであるか?を1拍~4拍ずつ当てるという難易度が高すぎるゲームでした👍
このゲームを行うためには、全ての音価の名称を覚えておかなければなりませんし、それがどれくらいの長さであるか?も把握しておかなければなりません😊
生徒さまはアイディアが豊富でポンポンとゲームが生まれてきます。
いつも私は負けてしまうのですが・・・
生徒さまの予測す力も強くびっくりさせられます。
終始、笑いのたえないレッスンです♪
今日のゲームを通じて、色々な音価を覚えていただけたように思います✨
弾きあい会でもこのゲームを行いますが、弾きあい会ではゲームリーダーをやっていただこうかなと思っております。
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💖高校1年生の生徒さまレッスン
濃厚なレッスンになりました😊
毎日しっかりと練習をしてくださり、「別れの曲」も「星に願いを」も素敵な演奏になってきています👏
「別れの曲」は今日終わりにしても良いレベルで弾けるようになっていますが、後半部分の音楽作りを極めるため、もう1週宿題になっています👍
今、演奏する「別れの曲」と大人になってから演奏する「別れの曲」では捉え方が違う。
今、仕上げて完成させても、それは本当の意味の完成ではない。
究極、ずっと完成はない。
という話をいたしました。
レッスンでは取り組み方や楽曲を完成させるために必要な演奏法・練習方法をお伝えしていますが、演奏の核となるのは生徒さま本人の魂です。
その魂は時間によって変化していくものだと思いますので、合格になっても「別れの曲」の演奏を続けてくださいね。
「星に願いを」はストーリーを立てて、ストーリーの中にある感情を表出させる演奏を目指していきます✨
この楽曲を通して、非言語ストーリーを創作して、演奏という形で表現することを目指したいと思います😊
すでにストーリーの原案を作ってくださっていました。
様々な登場人物がどのように出てくるか?楽しみです。
非常に創造性が高いです。さらにもう1歩、踏み込んでいきます。
後半ではバッハの教材を用いて、バロック時代の装飾音の話をしました🎶バロック時代の装飾がなぜ生まれたか?という背景を話した後、
「歴史や得意分野と掛け合わせて探究を行うことで、生徒さまにしかできない表現を生み出すことができる」という話をしました。
物理が好きなのであれば、物理の進化と音楽(楽器)の進化がどのように結びついているか?を探究する。
宇宙や天体が好きなのであれば、人間が宇宙(天体)をどのようにとらえ、音楽と関連づけてきたか?を探究する。
自分にしか語れないような視点があると、「ただピアノが上手い人」「とにかくテクニックがすごい人」を超えた表現ができるようになります。
今後はテクニック・表現力強化だけではなく、「自分ならではの視点をもつこと」にも興味を持っていただきたいと思っています✨
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💖大人の生徒さまレッスン
一年間、レッスンに通っていただき、色々なことをご自身で深く考え、取り組んでくださっています😊
「どっちが良いか?」ではなく、1年前と今とでは浮かび上がる音色が全く違いますし、この1年の変化を大きく感じています👏
すでにしっかりとしたテクニックをお持ちの生徒さま。
「どこまでお伝えできるか?」と自問することもありますが、アドバイスというよりも色々な対話から気づきを得て、ご自身で探究してくださっています✨
現状に満足することなく、常に探究をなさっていて、そのお姿がとても印象的です😊
レッスンをさせていただく中で私も学ばせていただいています。
ここからはモーツァルトのソナタ全楽章を完成させていきます🎶
「自分」と「モーツァルト(古典派)らしさ」の割合のようなお話。
非常に面白いトピックでした。
様々な場面がありますが、レッスンの中で講師の考え方をお伝えしました。
今日はモーツァルトらしい拍のあり方をお伝えして、「どのようなテンポが最適か?」というお話をしました😊
答えはありません。
答えはありませんが、理想がある。
芸術家は常に、答えのない「美」に対して、理想という憧れに近づこうとする。
その道は、時に苦しさが伴うかもしれませんが、理想に近づけた時の喜びは苦しさを大きく超えるものだと思います。
理想に近づけるよう、取り組んでいきましょう✨
最後までお読みくださり、ありがとうございました😊