レッスン日記は大岡山で音楽に向き合う人の軌跡
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございます😊
宇澤音楽教室ではレッスンを通して、音楽やピアノの基礎や技術、表現力、学問的な内容をお伝えしています。
練習に対する考え方や練習方法、ピアノ上達の為の気持ちの整え方はレッスン内容の一部です。
生徒さまたちの成長やレッスンの中で見えてきたことを記録する「レッスン日記」は、私にとって大切な活動の一部となりました。
2024年は「レッスン日記を書くことの良さ」を考え続け、感じ続けました。
AI時代のライティング
2024年は「書くこと」全体の意味を考え直す年でした。
AIの進化が早く、クリエイターにとっては一種の創造的破壊が起きました。そんな中で、当教室の「レッスン日記」は唯一無二の記事を目指しました。
これから先の未来に我々人間が求めるライティングに少しだけ触れた感触がありました。
人間と人間が音楽を通じて時間を過ごし、喜びや驚き、苦悩といった感情を共有して、より良い状態に向かうための方法を個々のペース(異なるターム)で模索する。
そのプロセスがレッスンで、その一部分の記録がレッスン日記でした。
私たちが成長するプロセスには「たくさんの時間」や「悩み」が必要で、時に、それらは私たちを苦しめるのですが、
「それは人間の特権ではないか?」と感じています。
レッスン日記は『大岡山で音楽に向き合う人々の軌跡』
宇澤音楽教室のレッスン日記は『大岡山で音楽に向き合う人々の軌跡』『思い出となるような記録』です。
「思い出」とあっさり書くと重みがありませんが、思い出とは皆様がこれから先、音楽を極めていく中での原体験となるくらい重要なものになってくると思っています。
レッスン日記に登場する大岡山周辺の人々の生き生きとした記録がインターネット上に残ることで、大岡山という街が文化的に鮮やかに形づくられていくのではないかと恐れ多くも感じています。
2025年は、レッスン日記を書くことで、活力ある人々の魅力を更に伝えていけるようにします😊
2024年までのレッスン日記の指針
さて、ここで2024年中、レッスン日記を書く中で目指していた2つの指針を改めて、まとめておきたいと思います。
1.ご家庭へのレッスン状況の伝達
お子様がレッスンで何を学び、どんなことで困難を感じ、どのように成長しているかを記録しておくと、お家で親御様がサポートをされる際に役立つと考えています。
「今日はこんなことが出来るようになりました!」
「この点に苦戦しましたが、その過程でこのように成長しました!」
「今、こんなことに苦戦していますが、前向きに頑張っています!」
など、些細なレポートがあることで、お子様に対し、レッスンの様子を問い詰めることなく、安心して見守っていただけるサポートになっているかなと感じています。
現状に対し、「講師がどのような心構えでレッスンを進めようとしているのか?」を知っていただくことは、更なる安心に繋がると考えてきました。
レポートによって、お子様とのコミュニケーションが円滑になるのではないか?とも感じています。
レッスン日記を通じて、お家でもレッスンのお話しができ、その時間を通じて、親子関係が深まるとも考えてきました。
レッスン日記に書き記した内容を巡って、親御さまと親密なコミュニケーションを図れる機会にも繋がりました。
ご家庭へのレッスン状況の伝達を目的に始めましたが、今では「単なる伝達」ではないものがあると感じています。
2.生徒さまの良さの発見
書いていく中で、生徒さまのお人柄やキャラクターが潤わって見えてきます。
「この生徒さまは淡々と努力する力がすごい」
「この生徒さまの発想は非常にクリエイティブでカリスマ性がある」
というように、生徒さまの良さを言葉にすることで改めて気づくことが多々あります。
そうした気づきはレッスンや指導をよりクリエイティブにするヒントになっていました。
書くプロセスの中で「今後、この生徒さまに実現させてあげたい目標はこれだ!!」と思い描くこともできています。
今後のレッスン計画を組みながら、レッスン日記を書いているといっても良いかもしれません。
書くことで生まれるクリエイティビティのようなものを感じています。
以上が、2024年までレッスン日記を書き続けてきた理由です。
2025年も書き続けます📕
2025年もレッスン日記を通じて、皆様の可能性を探っていきたいと思います。
同時に「書くこと」の可能性も探っていきたいと思っています。
AIがいかに進化しても、人間の「時間をかけて努力を積み重ねる力」は不動の価値であること。
AI時代だからこそ、すぐに答えのでない「時間がかかること」は今までよりも価値が高い。
時間をかけて音楽と向き合って、自分自身の心の豊かさを深めていきましょう。
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございました😊