レッスン日記:10月21日(月)の音楽🎵
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださりありがとうございます😊
本日のレッスン日記は2つ分けて投稿いたします。
💖4歳のお子様レッスン
小さいお子様のレッスンは、毎回同じ流れで行うことはありません。
お教室に来る新鮮さのようなものを失わずに、レッスンを進めたいと考えています。
いろいろな活動を混ぜて時間を配分しています。
鍵盤を全く弾かないということはありませんが、今日は鍵盤に向かって指を動かし、かえるの歌を一緒に弾きました😊
お子様だけではなく、大人であってもできないことに対して、イライラしたり、嫌悪感を抱いたり、悔しさを抱きます。
小学生以下のお子様は、できないことと継続して向き合うという経験を数多くこなしていませんので、できないことに取り組むまで時間がかかることがあります😊
「絶対できるからやってみよう!」
と言っても、「できない気がする。だからやりたくない。」という気持ちが当然勝ちます。
実際、やってみると、ご自身が思っているよりもスムーズにでき、ひょんとした顔をされていました😊
レッスンで行ったことを、おうちでも復習してみると、学びが加速します✨
これから段階的に演奏に移っていきますが、練習をする習慣をつけるためにも、お家でのワークを取り入れます😊
お家のワークが、楽しみな時間に変わっていくイメージです😊
来週はすらすらとかえるの歌が弾けるといいですね👍
💖小学1年生の生徒様のレッスン
大変に素晴らしい強弱で演奏してくださいました👏
あまりにも素晴らしい演奏でしたので、「お母さんとお父さんにもこの音色を聞かせてあげたいね」と話し、動画を撮影し、先ほどお母様にお送りしました😊
この曲、とっても難しくて時間がかかってしまい、こればかり練習していたとお話しくださいました。
その甲斐あって、大変リズム感も音色もよく聴けています👍
他の曲は一緒に練習しました😊
やや長めの3拍子の曲は、難しい箇所が3小節だけあります。
どうしても、曲の最初から最後まで弾きたくなってしまいますが、練習時間は有限です。
できない箇所を抜き出して3小節を6回から10回練習して、その後に通して2回くらい弾くのが十分かもしれません😊
短期間で弾けるようになるためのコツを、これから少しずつつかんでいただきたいと思います👍
💖小学3年生の生徒様レッスン
「チクタク時計」
ブルグミュラー25の練習曲から「無邪気」に取り組んでいます😊
この1週間の成長が素晴らしく、感動するとともに、毎回このペースで成長できたら、この2ー3年で素晴らしいところまで行き着くと確信しました👏
音楽がご家庭にある生活をなさっています。
耳の中に音楽があるのだと思います🎶
和声感やリズム感が備わっています😊
この1週間、お母様がお声掛けくださったことと思います。
継続的に声をかけ続けることはなかなか難しいと思いますが、習慣化すると声掛けの頻度も減ってくると思います👍
習慣化を目指しましょう😊
先ほど、お母様にもラインいたしましたが、来年は今までチャレンジしたことがないことにもチャレンジができたらいいですね。
目標をもって取り組むとのめり込み、練習も楽しいです。
ぜひ、チャレンジいただきたいと思っています✨
レッスン日記2に続きます🎹
💖高校1年生の生徒様レッスン
バッハ「3声のインベンション」
ショパン「練習曲Op.10-3」
に取り組んでおります🎹
バッハは前回聴かせていただかなかった部分を確認し、次回両手で弾くという宿題になっています😊
両手で合わせる時は、ゆっくり確認をしながら注意深く取り組んでいただきたいと思います👍
特に内声のフレーズが途切れてしまうことがありますので、すべての声部が横に流れていることを意識して練習をしてみてください😊
ショパンの練習曲については、このレッスン日記に書き表すことが難しい内容をお伝えしました。
すべては書き切ることができないのですが、一部分を一言でお伝えすると、「構造を理解して取り組もう」です👍
闇雲に1音1音読んでいっても良いのですが、構造を理解して音を掴むと、倍以上早く掴めるように思います。
特に、中間部分は鏡の構造になっています✨
ここに気づけるかどうかが、譜読みの速度に直結します😊
俯瞰して楽譜をみたり、顕微鏡で楽譜を覗くような作業が必要になってきますが
「ショパンがどのように曲を作ろうとしたか?」という発想で楽譜を眺めると発見が多くなります。
講師は作曲家でもありますので、作曲家の視点からも楽曲への取り組み方をお伝えできます。
分析をしないと、あまりにも多くの時間が譜読みに奪われてしまいます。
どの楽曲でも言えることですが、頭から1つずつ見ていくのではなく、ざっくりと全体を分析し、「いかにシンプルに捉えられるか?」と構造を把握・理解し、そのあとに練習の計画を立て、譜読みや練習に取り掛かることをお勧めします👍
💖大人の生徒様レッスン
「乙女の祈り」に取り組んでくださっています🎶
ザ・クラシックの楽曲ですが、コードネームと一緒に学んでいただいています😊
「乙女の祈り」と同時に、ツェルニー30番から変ホ長調の楽曲に取り組んでいただいています🎹
ツェルニーを導入するか迷いましたが、「乙女の祈り」を弾くときも調合に迷いがなく、取り入れてよかったと心底思います😊
「乙女の祈り」の練習方法、楽譜の捉え方をたくさんお伝えしました😊
練習方法や楽譜の捉え方も、一言でまとめることができませんが、コードネームで学習していただいているというまとまりで捉えることが大切です👍
この楽曲にもいくつかのルールがあります🎶
そのルールを把握してしまえば、演奏がとてもスムーズです😊
先ほども書いた通り、楽曲を譜読みする前に全体を見て、何かしらのルールに気づけると、練習の計画が立てられます👍
最初はそのようなルールに気づくことが難しいと思いますが、少しずつ私がお伝えしている見方で楽曲を読むようにしていくと、おのずとそれぞれの楽曲の持つ構造やルールに気づけるようになると思います😊
💖大人の生徒様レッスン
バッハ「3声のインベンション」
ショパン「練習曲Op.25-1」
に取り組んでくださっています🎶
レッスン前半ではバッハを聴かせていただき、また「バッハ作品におけるペダルのあり方」についてお伝えさせていただきました😊
後半では、ショパンの練習曲に取り組みました🎹
主に練習の方法についてお伝えしました😊
生徒様が購入くださった「ショパンと弟子たち」にも書かれているように、ショパンの作品は『楽に』弾くことがポイントになっています👍
ショパンの言葉通りに取り組むことが、より良く弾くためのコツになってくると思います😊
『省エネな状態』で弾き切ることを目指したいと思います👍
無理をすると音が硬くなるだけではなく、体に負担がかかります😊
ショパンの練習曲以上になると、手だけではなく、手首や肘、肩、肩甲骨、つまるところ、体全体を連動させて演奏します🎹
全身をうまく使うことが、体の負担を軽減させます。
息を吸って、自然に息が吐かれるタイミングで肩甲骨がストンと落ちるのを感じながら、脱力を目指したいです😊
決して指や手のひらだけで効かないように、今日お伝えした練習方法で取り組んでみていただきたいと思います。
ピアノを弾きすぎると、手が痛くなることがあります。
実際、講師も人差し指を痛めることがよくあります。
そういった時は練習を気合で控え、散歩をしながら、今後の練習計画を立てたり、体を動かしたり、演奏を聴きながら楽譜を読み音を覚えることに徹したり、手が痛くならない範囲の音量で演奏したり、本を読んだり、楽曲分析をしたり・・・
意外と聞くだけが練習ではないと言うことにづけます。
無理して練習続けるより効果的な場合もありますので、様々な練習方法で無理なく向き合っていただきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました🎵