レッスン日記:9月2日(月)の音楽
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございます
たくさんの生徒様がレッスンにいらしてくださいました。
感謝申し上げます
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4歳のお子様レッスン
お父様から、お子様の音楽教育に対するご希望を伺い、今日から少しレッスン内容を変えてみました
鍵盤演奏や音楽の基礎知識を身に付けることは非常に大切ですが、もっとコアになる部分を育むことができるよう工夫しました
お子様にとって貴重な体験となる時間をご提供したいと思います
もちろん鍵盤演奏にも向き合っていきたいと思いますので、おうちでの練習も引き続き頑張っていきましょう
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小学1年生の生徒様レッスン
今日は色々とお話を聞かせてくださいました
生徒様のお話を聞いて、生徒様の気持ちがひしひしと伝わってきました
その気持ちをよく理解し、共感しながらも、生徒様らしさを大切にしてほしいなと感じました
今日はおうちでの練習方法や、レッスンに両手で持ってこなくても大丈夫だよとお伝えしました
片手ずつ弾けるようになるだけでも、十分な進歩です
また、「なぜ練習するんだろう?」というテーマでお話し、ピアノが上達するためのノートに簡単な図を書きました
粘り強く取り組んでいきましょう
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高校1年生の生徒様レッスン
今日は幻想即興曲をメインにレッスンをしました
目指すテンポで弾いてくださいましたが、なかなか音が回らないので、ゆっくり練習しようとお伝えしました
幻想即興曲がうまく弾けない場合、いくつかの傾向があります。
力みすぎている
ピアノの箇所をフォルテで弾いている
拍子をつかめていない
幻想即興曲は軽やかに弾けば弾くほど上手に演奏できる楽曲です
激しい曲ですが軽やかに演奏する方が美しく響きます
一生懸命練習されています
今月はコツをつかみ、より細かな練習に取り組んでいただきたいと思います
大人の生徒様レッスン
「エリーゼのために」、大変に良くなってきました
弾き込みも進んでいて、暗譜で弾けそうな箇所がいくつかありますので、暗譜で演奏していただきました
表現を極める段階に入ると、暗譜が進んでいることが多く、楽譜を見ずに取り組んだ方が表現にのめり込めるケースが多いです
もちろん、暗譜が不安定なところはしっかり楽譜を見ていただきたいですが、楽譜に頼らずに演奏する段階に入ってきていますので、演奏や表現を安定させ、のびのびと演奏できるようにしていきたいと思います
「エリーゼのために」のテーマをどのように弾くか? これは難しいところですが、上腕のコントロールが1つの手段です
そのことを今日お伝えしました
発表会まで複数回レッスンがありますので、来週までには一通り暗譜で弾けるようにしたいと思います
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大人の生徒様レッスン
バッハの「3声のインベンション」、プーランクの即興曲を聞かせていただきました
大変に濃厚な演奏でした
バッハのフーガ作品は、テーマをどのように演奏するかが肝心です
フーガは主要なテーマが何度も繰り返される作品なので、テーマが引き立って聞こえることがとても大切です
細部に注意を払いすぎてテーマが埋もれてしまうことが多々ありますが、指のコントロールや脱力のテクニックを用いて、美しく弾けるようにすることが「3声のインベンション」で目指すべきところです
プーランクの即興曲については、演奏法や音楽理論、解釈をお伝えできたので、今日で終わりにいたしました
次回からは、ショパンのエチュードに取り組んでいきます
私のお教室でショパンのエチュードをお伝えできること、大変に嬉しいことです
レッスンの中では、書ききれないほど細かくお伝えしていますが、複雑な楽曲になるほど、体の使い方が大切になってきます
指先だけでショパンのエチュードは弾けませんので、体の柔軟性も高めていきたいと思います
まずはゆっくり丁寧に片手ずつ練習していただきたいです
脱力と軽やかなタッチを習得することを目標に、焦らず取り組んでいきましょう
最後までお読みくださり、ありがとうございました