ピアノで人生を輝かせながら認知症予防
今日も宇澤音楽教室のブログをご覧くださり、ありがとうございます🎶
昨日は主に『子どもさまの脳の機能』という趣旨で投稿させていただきました。
皆さまも既にご存知かもしれませんが、ピアノは認知症予防にもなります。
今日は『ピアノと認知症』をテーマに投稿させていただきます。
ご興味ございます方はぜひ、お読みください😊
※この投稿は、いくつかの文献(音楽療法、認知症ケアと予防、論文や国立機関の文書)をもとに作成しております。
認知症とピアノ
認知症は脳の神経細胞が徐々に破壊される病気です🧠
脳の機能が低下することで、記憶力や判断力、理解力などが低下し、日常生活に支障をきたすようになります。
ピアノを弾くことは、脳のさまざまな領域を活性化させるため認知症予防に役立つと考えられています。
『脳のさまざまな領域を活性化させる4つの効果』
1.前頭前野の機能向上
2.ワーキングメモリの向上
3.空間認知能力の向上
4.脳の可塑性の向上
1.)前頭前野の機能向上
ピアノで指先を動かすと
前頭前野の神経細胞のつながりが強くなり、
前頭前野の機能が向上すると考えられています。
前頭前野だけではなく、運動野、聴覚野、視覚野など、
さまざまな領域が同時に活性化されます。
2.)ワーキングメモリの向上
ワーキングメモリとは、
一時的に脳に情報を保持しておく能力です。
ピアノを弾くためには、
楽譜を覚えながら指を動かす必要があります。
💠楽譜を覚える
💠指使いを覚える
💠次の音を先読みする
💠指の動きを調整する
ピアノを弾くためには、
様々な情報を脳に一時的に保存します。
脳に記録する回数が増えるほど、ワーキングメモリが向上していきます。
3.)空間認知能力の向上
認知症になると、空間認知能力を司る脳の領域が損傷を受けるため、空間認知能力が低下すると考えられています。
空間認知能力が低下することによって次のような問題が生じると言われています。
😢道に迷う
😢物を置いた場所がわからなくなる
😢部屋の中の位置関係がわからなくなる
😢絵を描いたり、ものを作ったりするときに、
😢形や大きさのバランスが崩れる
ピアノでは次のような訓練で空間認知能力を養えます。
💠鍵盤の位置を把握する
💠指の位置を把握する
💠次の音を先読みする
💠指の動きを調整する
楽しい💓という気持ちで
『😢』を『😊💓』に変えていきましょう🎶
4.)脳の可塑性(かぎゃくせい)の向上
脳の可塑性とは、脳の構造や機能を変化させる能力です。
ピアノを弾くことで、脳の可塑性が向上し、
脳が新しいことを学習しやすくなると考えられています。
具体的には、シナプスの結合が強くなったり、
新しい神経細胞が生まれることが研究により明らかになっています。
ピアノ学習を継続することで、脳の可塑性が向上し、脳の機能が向上します。
機能向上により、認知症予防や、学習や仕事のパフォーマンス向上につながると考えられます。
認知症とコミュニケーション
認知症の予防には、ピアノだけではなく、食事や運動、生活習慣の改善なども重要と言われます。
人とコミュニケーションをとり笑うことによって脳が活性化するという研究もございます。
国立長寿医療研究センターのデータ(2017)によれば、社会的なつながりがある方は認知症発症のリスクが半減するそうです。
💎音楽で生活を潤わせながら💫
💎新しいことにチャレンジをし💫
💎切磋琢磨する仲間と音楽を楽しみ💫
💎人生100年時代を謳歌する💫
ピアノは、脳の健康と幸福を結ぶ素晴らしい趣味です✨
『認知症予防のため』だけではなく、人生を輝かせる趣味として、生涯に渡ってピアノを楽しんでいただきたいと願っています😊💓
最後までお読みくださり、ありがとうございました😊
※この投稿はインスタグラムでも閲覧可能です。イラスト付きですので文字より読みやすいと思います。
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