ピアノが弾けるようになるための4つのステップ

「ピアノを弾く」とはどういうことなのか?

どんなステップが必要なのか?

講師が考えている4つのステップについて書いてみようと思います。

1.認識
2.確認
3.運動
4.表現

レッスンをする時もこの4つを意識しています。

ピアノを弾く時に、みなさん自然とやっていることだと思います。

上達のためには

「今、何のために何をやっているのか?」をきちんと把握して取り組むことが大切ですので言語化してみました。

苦手なこと、得意なことが分かれば、強化すべき内容も自然と浮き上がってきます。

少しずつ解説します😊

1.認識


なんの音かをはっきりと知るために楽譜に書いてある音を読みます。
声に出して音を読むと脳への記憶を加速させます。
音大生も音符を声に出して読む訓練をしています。クレ読みと言います。

2.確認


読んだ音が鍵盤のどの位置にあるかを確かめます。
「右手のメロディ、ドソラソはここ」
「左手のドミソの和音はここ」
「指番号はこう...」


確認をゆっくり丁寧に行えば、頭が整理され、迷いが減ります。

この2つは非常に面倒な作業ですが、やればやるほどに慣れてきて、短縮ができます。

確認の部分はゆっくり丁寧に行えば行うほど、完成までの時間を短縮できます。

プロのピアニストも「本番前はとにかくユーーーーっくり練習する」と言います。

譜読みの段階だけではなく、仕上げの段階でも「確認」をしっかり行うのです🎶

3.運動

主に指を動かすことです。
確認した鍵盤の位置で早く動かす。
しっかり動かす。
指をコントロールする。
主に指の運動機能を高めることです。

これは曲で鍛えるというよりは専門の教材を使った方がいいかもしれません。

例えば、ハノンやツェルニーなど運動機能を高めるに適した教材があります。

4.表現


一番楽しいところです😊

何を伝えようかな🎶
どんな風に演奏しようかな🎶
どんなフレーズ感で演奏しようかな🎶
どんなテンポで演奏しようかな🎶
どんなイメージで演奏しようかな🎶

ここに関しては自由です❤️


音楽の形によって、「こうした方がいい」ということは多々ありますので、

作曲家ならではのアドバイスさせていただきます。

ーーーー

このステップ順にやらなければならないわけではありませんが、

この4ステップはやるべき学習が変わりますので、色々な訓練をしていきましょう🎶

最初は「ピアノ弾くの楽しい!」という気持ちを育てたいと思っています。

そのため、最初は

🌸認知→確認→表現

の順でレッスンします。

徐々に

🌸認知→確認→運動→表現

「運動」の部分も強化していきます☺️

最後までお読みいただきありがとうございました😊

🌸🌸🌸🌸🌸🌸

宇澤音楽教室は目黒区大岡山にある音楽教室です。

大岡山駅より徒歩1分!

ピアノ、エレクトーン、作曲、ソルフェージュなど多岐に渡るコースがございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です