レッスン日記:6月13日(金)の音楽
💖小学2年生の生徒さまレッスン
ギロックの作品を「両手でやってみようか」と声をかけたところ…
すぐに両手のスタート位置を自分で掴み、自然に演奏を始められました🎹
実は、今回のポジションは少し複雑なものでしたが、特に迷う様子もなく始められて、思わず驚きました✨
演奏から伝わるのは、おうちでどんなことを積み重ねてきたか
練習の成果は、音の中ににじみ出てくるものです。
今は少し難しめの教材に挑戦中ですが、導入教材をいくつか試してみたところ、どれも一度でクリアできるほどの力が育っています😊
レッスン日記:5月10日(火)の音楽
💖高校2年生の生徒さまレッスン
沢山の楽曲に意欲的に取り組んでくださっています😊
「バッハが楽しくなってきた」とのお言葉をいただき、とても嬉しく思います👏
今日は『インヴェンション』『シンフォニア』の歴史的位置づけについてお話しし、今後、生徒さまにバッハとどのように向きあっていただきたいか?
私の考えをお伝えしました🎵
ベートーヴェンは一気に3楽章まで進み、7月最後のレッスンで1〜3楽章を一通り演奏する計画で進めています。
第1楽章の左手に苦戦されていますが、ピアノをどのように鳴らすかは体をどのように使うかということに直結します👍
適切な体の使い方をマスターすると、難しく感じていた箇所も弾きやすくなるのです😊
レッスン日記:6月9日(月)の音楽
💖小学2年生の生徒さまレッスン
できなくて涙が出てしまった日も、音楽を通じて気持ちに寄り添う大切な時間です。
この年頃の生徒さまは、真面目で完璧主義な子が多く、
自分の「できたところ」より「できなかったところ」ばかりに目が行きがちです。
今回は、そうした考え方のクセについて図を使って一緒に整理しながらお話しました。
大好きなプールだって、最初は一番苦しかったけれど、
今では「水泳選手になりたい!」と思うくらい好きになれたんですよね😊
ピアノも、同じようにゆっくり育てていけばいいんです。
成長には時間がかかりますが、それこそが本物の力になります🌱
レッスン日記:6月8日(日)の音楽
💖中学1年生の生徒さまレッスンより
ショパンの『ワルツ』では、「流し素麺に感情が生まれる感じで弾ける?」という問いかけがヒントになり、演奏が一気に表情豊かになりました😊
我ながら、良い言語化ができたと思っています😆
この言葉一つで豹変できる生徒さまもすごい!
左手の伴奏がやや大きめになりがちなので、「左手にもメロディがあるよ〜|」と伝えると、音のバランスが整いました。
『黒鍵のエチュード』では「左手が主役」という意識をもってもらいました。
ショパンが残したとされる「楽に弾きなさい(Jouez facilement)」という言葉についても話しました。
この「楽に」とは、「手を抜く」「軽く弾く」という意味ではありません。
むしろ、無駄な力を入れず...(続きは本文にて)
レッスン日記:6月6日(金)の音楽
💖高校2年生の生徒さまレッスン
ラヴェル『前奏曲』に取り組んでくださっています。
ピアノ歴が過去に6ヶ月ほど。昔、ピアノドリーム3の途中までしかやっていないという話ですが、
両手で演奏してきてくださいました。
この楽曲はラヴェルが初見演奏の試験用に作曲したもので、ちょっとした癖があります。
書いてある通りに捉えると弾きづらい部分がありますが、
「様々な楽曲やスタイルに触れてきた者ならば、きっとこうやって弾けるよね?」
というラヴェルの挑戦状のような部分さえあります。
レッスン日記:6月3日(火)の音楽
💖小学3年生の生徒さまレッスン
ソルフェージュの本、6-8歳の本は今月中に終わりそうです👏
来月から9-11歳の本に入っていきます👍
音読みとピアノを分けてレッスンしておりますので、「音読みができない」とならぬよう、徹底して音読みをしています。
すでにコツをお伝えしていますので、音読みやリズムはばっちり!
音楽が好きなお子様ですね☺️
レッスン日記:6月2日(月)の音楽
💖大人の生徒さまレッスン
確かに楽譜を読み切ることは難しいですが、読み方のコツを知ると「なーーんだ、そういうことか!」となる楽曲です😊
今年のピティナ 高校生世代の課題曲になっていますが、コードネームなどの学習をしている方は
読譜を進めやすい楽曲に該当するように思います。
かえって『古風なメヌエット』の方が構造への理解(アナリーゼ)が難しいかもしれません。
「G♯やC♯、F♯あたりを中心に回遊している」ともいえる楽曲ですが、
それらの音は従来の和声的な文脈で意味づけも行えます。
CとF♯の音も倍音列の考え方から考察するとこの2つがぶつかり合うことの意味が奥深く見えてきます。
調性という概念が薄れゆく中で、短3和音・長3和音を象徴的に位置付けて白黒のように交互に登場させて、
意味を確定させていくやり方は、この時代の和声法への挑戦とも捉えることができて大変に興味深く、
いつ見ても何度弾いても、「すごいな〜」と感じます。
一緒にラヴェルの凄みを共有できることが、とても嬉しいです。